MUJI 無印良品 有楽町店
            見てきました。

                           2003.3.21  photo by mirutake



 ウーン、これは結構参りましたね。
仮設仕様もここまできたかという感じです。
鉄骨の耐火被覆の構造材がむき出しになっているのですが、なんと「柱」が耐火被覆のままむき出しになっています。その柱の触れる範囲をガラスで囲ってそのまま見せるという扱いなんですよ。 無印の商品イメージである、仕上げのない、生のままという感覚を、建築でやったらどうなるのかという感じででてきたんでしょうかねー。





















 ここの「紙」スプーンも気に入ってます。


 店舗を仕上げのない、耐火被覆までの状態のところで借り受けた。さてどのように仕上げをやろうかと、現場で耐火被覆のままの室内を見ていたとき、このままでいけるのじゃないか。梁の耐火被覆を見せるのは今までにもあるけど、柱の耐火被覆むき出しは今まにで無いから、やって見たいということになったのでしょう。手の触れる範囲の耐火被覆柱はガラスで囲って、ショーケースででもあるかのように、結構繊細な扱いに見えるのではないか。これを思いついたデザイナーは、やったー!と思ったのではないかなー。ガラスの簡単な収め方を見ても、建築の人じゃない感じだなー。

 この食堂の大きさや吹き抜けの大きさのおおらかな広がりが気に入っています。空間の感じを仮設のようなラフな感じも抱かせつつ、身体の触れる範囲はボード仕上げやガラスの間仕切り、また手の触れるところは板材クリアーで仕上げている。これはできるだけ手を掛けないで仕上げ、「生」の感じで上手く成功していると思います。















 実はここに初めてきたときには仮設感が強すぎて、長期営業するつもりが無いんじゃないかと思っていました。
ところが今回(年末)きましたら、内装の変更が行われていたんですよ。天井に塗装した。無印のイメージカラー=アイボリーに着色し、又鉄骨梁のグレー色もアイボリー色をちょっと吹き付けて明るくしていました。これが成功したと思います。仮設感の荒さが減ってしっとりしてきたんだと思います。そこでやっとじっくり眺めて見ると、鉄骨耐火被覆「柱」のガラス張り仕上げにやっと気づきました。写真にすると目立ってますが、実際は空間の喧騒の中で、目立ちません。ウーンいいなー。

               2003・03・22







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