表参道ヒルズ 2006.2
           
               ■設計 安藤忠雄
           photo by mirutake 2006.2.12




























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再現同潤会とガラスカーテンウォールとが少し重ねられていることに、何かありそうだと気づく。











全体を眺められる写真から、ここまでカットしてみたのです。


写真で見ていると、この再現同潤会アパートメントと、カーテンウォールの重さなって、再現同潤会の窓を塞いでいることに気づく。何かをやろうとして上手くいかなかったのか、意味を感じ始めた。


最後のカットを見ると、新しいカーテンウォールと、再現同潤会アパートメントと、後ろの同潤館の透明ガラス面とが、面を重複させることによって、面構成になっていることに気付く。こんなに接近した異種構成は、めったに見られないのではないか。
これは3種類の違う用途を、違う形態でデザインしながら、もう一度一つの物に統合しているように見せたいのだ思えた。

特に注目したのは、再現同潤会アパートメントと、新店舗カーテンウォールが重ねられている部分だ。
この重ねには、再現同潤会アパートメントから新しいカーテンウォールの店舗部分への、時間的な連続を意味させたかったのではないか?という想像が浮かんできた。
同潤会アパートメントを一部でも良いから残したかった作家の、建築的な新たなテーマを目指していることは感じられる。


ガラスカーテンウォールの建物に、ガラスカーテンウォールの塀を立てかけて、半屋外のような空間を作り出して、新たな空間感覚を示して見せたジャン・ヌーベルのカルティエ財団現代美術館(1994年/パリ)*1 からの、新たな展開にも思える。

それにしてはカーテンウォールと再現同潤会アパートメントとの重ねが少ないのではないか?
透明カーテンウォールからだんだん不透明になって行くと言うことだったのではないか?とか、いろんな可能性を想像させてくれる、なかなか面白いところではないだろうか。

再現同潤会アパートメントがこのくらいでも残せたことが、建築の新たな時間性の表現に結びつけられた意味は大きいと思う。作家がどうしても同潤会アパートメントを残したいと思った意義が、ここにあったのか。








カーテンウォールの樹木の影は、照明の消灯により作り出されている。

もう凍えそうなくらい寒いのでマックにでも寄ろうと思って歩いて行くと、同潤会の暖かそうな明かりが見えた。やっぱりこの感じは写さないで通り過ぎてしまうのはまずいなと思い、何枚か取ったのですが、現場では樹木の影は解らなかった。


                          mirutake 060220






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