ＪＲ原宿駅から歩いて２０分程、キャットストリートをしばらく歩いて行くと、右手に見えてきます。





　シンプルなガラスファサードです。
入り口庇のすぐ上のアルミの白いラインは、内部の床ラインです。少し折れ曲がっているところがありますね。ここが2階床ラインで、その上にうっすらともうひとつラインが見えます。これがその上の階の床と言うことになります。これによって３階建であることがわかります。








　内部は「古河総合公園飲食施設」で見られた鋼管柱による軽快な構造を彷彿とさせるものですね。
今回のもっとも新しい特徴はスロープと思わせる階段にあるようです。
軽快なガラスに囲まれたものと、白い壁に囲まれた階段との、ふたつを対比した在り方を取っています。妹島和代の解放ガラスと閉鎖した白い壁面というふたつの建築型のようにも思えますね。
ゆるい段ですので、大股で上がり下りするか、一段を2歩でちょこちょこ歩きになるか、どちらかになりますね。

























　逆光の中に椅子達が浮かび上がっていたり、斜めの床が一部導入されていたりします。
なかなか楽しい建築空間でした。




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