東京国際フォーラム・ガラスホール棟、よく行きます
(ここの7階は去年度まで高校生達の溜まり場になっていた。)



   東京国際フォーラムは1997年1月にオープンした。2年半ほど経ったわけだ。
東京都としての無料公共空間としては、葛西臨海公園展望広場と共に、密度の高い「場」を提供していると思う。
ここで取り上げるのは、誰でも、ふらりといつでも寄れる中庭と、快適公共空間としてちょっと得難いガラスホール棟。

有楽町駅からの入り口

東京駅からの入り口

 東京駅側入り口から中庭を見る

 中庭 有楽町駅入り口側を見る

   先ずは「けやき並木」もある中庭だ。
この都心に、これだけの大きさの中庭を確保できたのはすごいと思う。そしてたくさんの「けやき」は大変に心地好いものだ。都心にこれだけの緑を持つ、誰でも無目的に憩える公共無料空間を提供できているのはすごいと思う。
   この真っ平らな黒い御影石の床は、ちょっと中庭と言う感覚にはきれい過ぎて気取った都市と言う感じがある。ここまできっちり仕上げると、憩う場というよりは通路(歩道)と言う感じがしないでもない。とても禁欲的なデザインと言う感じだ。中庭領域を示す白い帯の照明床もそうだが、庭と言う自然な感覚ではなく、抽象的な感じの床面を作ろうとしているのかもしれない。こういう感じは、地下1階通路のコンビニ横の光の壁面の抽象的な感覚を体験すると、同じようなデザインをこの中庭でもやっているのかな?と感じさせる。

コンビニ横の光の壁



   ではいつものライブピクチャーで、中庭の囲まれぐわいを味わってください。

http://www.livepicture.com/ プラグイン ライブピクチャーを使うと見れます。 About the Live Pictureョ Viewer 3.2-Plug-in ここに接続して、無料でダウンロードしてください。

(  ここの場を表わす写真は大変に難しいと思う。
被写体が大きいせいか、場のまとまりを捕らえるのがなかなか難しくて、散漫な写真にしかならない。それでもライブピクチャーで360度で見せると、それなりにまとまった場を感じさせることができているように思えた。)





  ここはたくさんの人が通りぬけしているし、夕方になると多くのカップルで埋まってしまう。特に夏なんかは、夕涼みにはもってこいだから、ガラスホール側の手すりに、腰掛ける男女が鈴なりになっている。
  ここ一階中庭からガラスホールを覗きこむ。
一階中庭からのガラスは足元まで解放されていて、突然地下一階に落ちこんだ、結構な落差の視界段差だ。この距離感で、地下一階の案内所やベンチに座る人達を下方に覗きこむことが出来る。テレビコマーシャルにも使われている。
   こういう都市のビューってちょっとない。









 ガラス棟内部へ  

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