「せんだいメディアテーク
遅くなりましたが、行ってきました。



 仙台駅の交番で道順を聞きまして、15分程、定禅寺通りを西に向かい歩き、見えてきました。



 横から見ているとガラスが反射してツルッと見えます。



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 正面に立つと中が見えて透明感がでますね。

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この建築はコンペ(設計競技)で選ばれたものです。
発表されたときにはその新しい建築のイメージには驚嘆させられました。6枚の床板(50m×50m)を海底に揺れる海草のような柱が支えるというイメージが出されていたからです。海草はメッシュに組まれた細い鋼管でやるということでした。実施でどこまでこのイメージが出せるのか、大変に楽しみでした。ぜひ見に行きたいと思ってから5年がたちました。


 残念ながら海草のように「揺れる」柱にはならなかったのですが、6層の床を支えている柱にしては本当に細い。全ての柱がこんな細い鋼管で本当に持つんだろうか!と言う感慨がくる。(勿論持つのですが)おまけにこの柱はその内部を、階段であったり、エレベーターであったり、設備ダクトや配管スペースに使っていると言うのだからすごい。それはただただ建物を支えるためにのみあった柱は、消えてしまったと言うことだった。サービスシャフト兼用のメッシュ柱の登場=発明とあいなりました。海草のように揺れる柱を目指してやられた実施設計が、現実的な有用性を実現して行ったと言うことでした。この方式は以外にも一般化するかもしれない可能性を秘めていると感じました。
 建築家達のやる建築とは一般の眼から見れば、いままでは普通と違っているだけで一般には使える代物でないとイメージさせるものでした。それが「変わっている」と思うだけの発想が、新しい一般的に使える発明を産み出して行く時代状況になったと言うことではないか!と言う気がするのです。時代全体が本当に新しい物を希求しているから。こういう発明を含む建築家の提案は、新たな需要や建替えを喚起し経済活性化の貢献も有ると考えられると思えたのでした。

                        今日はここまで、又内部など追加します。


 正面玄関 拡大画像

 道路の真ん中(緑道になっている)から撮影



内部空間へ

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